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コンソリデーション:輸送行程

DGAssistantで航海、道路の運行又は航空便を準備し、危険物明細書から機長通知書(NOTOC)まで、その7種類の書類を発行する方法をご説明します。

輸送行程の概要と用途

輸送行程とは輸送ユニットの移動のことで、海上の航海、道路若しくは鉄道の運行、又は航空便をいいます。輸送行程には、輸送モード、船舶、車両又は航空機、寄港地とその時刻及びカットオフ時刻、並びに搭載されたユニットとその積込寄港地、荷揚寄港地及び積付位置が記録されます。

アプリケーションはこれらのデータに基づき、一緒に運送されるユニット間の隔離、港湾及び車両の制限、並びに道路輸送では積荷全体のADR 1.1.3.6の適用除外の上限値を確認し、輸送行程の書類を発行します。発行する書類は、危険物明細書、ユニット間の隔離報告書、適用除外の報告書、運行上の制限表、積載明細書、機長通知書(NOTOC)及び統合運送書類です。

元請運送は、指定された輸送行程を通じて輸送行程に紐付けられます。

輸送行程とその寄港地及び積荷の作成

  1. コンソリデーションメニューの輸送行程を開き、新規作成を押します。
  2. 基本データタブで輸送モード(海上、鉄道、道路又は航空)を選択し、番号、出発地及び目的地を入力します。海上輸送では船舶を、道路輸送では車両と、ある場合はトレーラーを選択します。船舶と車両は、あらかじめコンソリデーションメニューの船舶及び車両で作成しておきます。
  3. 輸送行程の複数の書類で必要となる申告者の会社名と申告者の氏名を登録し、変更の保存を押します。出発地と目的地が最初の二つの寄港地になります。
  4. 寄港地タブで、新規作成により中間の寄港地を場所及び順序とともに追加するか、運航予定のインポートですべての寄港地を読み込みます。
  5. 積込みタブで、利用可能な輸送ユニットのユニットにチェックを入れ、選択項目の積込みを押します。
  6. ユニットごとに積込寄港地、荷揚寄港地、積付位置、甲板上積付及び積込順序を調整し、変更の保存を押します。
  7. 制限の確認を押します。

利用可能なユニットとは、作成済みで、まだその輸送行程に積み込まれていないユニットです。見当たらないユニットがある場合は、先に輸送ユニットで作成します。

寄港地の危険物明細書の表示

IMDG 5.4.3の危険物明細書はIMO FAL様式7であり、寄港地で船上にどのような危険物があるか、各ユニットがどこに積み付けられているか、及び各品目の緊急措置指針(EmS)を示します。

  1. コンソリデーションメニューの輸送行程を開き、航海を編集します。
  2. 基本データタブで、船舶、船長及び船舶代理店が登録されていることを確認します。船舶代理店は、寄港地タブで寄港地ごとに登録することもできます。
  3. 書類タブに移動し、寄港地で寄港地を選択して、種類を選択します。種類は、寄港地出港時に船上にある貨物、寄港地入港時に船上にある貨物、寄港地で積み込む貨物、寄港地で荷揚げする貨物、又は寄港地から出発する貨物のいずれかです。
  4. 危険物明細書にチェックを入れ、作成を押します。

明細書には版番号が表示されるため、各発行分を前回の発行分と区別できます。

船上のユニット間の隔離報告書の表示

この報告書は、一緒に運送されるユニットを対象に、どの組合せが同じ船倉又は甲板を共有でき、どの組合せに隔離が必要かを、各ユニットの積付位置とともに示します。

  1. コンソリデーションメニューの輸送行程を開き、航海を編集します。
  2. 隔離タブに移動し、寄港地を選択します。
  3. 隔離の確認を押し、ユニットのマトリクスと指摘事項を確認します。
  4. 書類を押すと、その寄港地の報告書が開きます。報告書は書類タブからも発行できます。寄港地を選択し、貨物輸送ユニット間の船上隔離報告書にチェックを入れて、作成を押します。

積付位置が登録されていないユニットは、条件付きで許可として黄色で表示されます。積付位置が分からなければ隔離を検証できないためです。この報告書は海上の航海についてのみ作成されます。

1.1.3.6の適用除外の報告書の表示

ADR 1.1.3.6の適用除外の報告書は、積載したすべての貨物を輸送区分ごとに集計し、運行が1 000ポイントの上限値を下回るかどうかを、輸送区分別及び送り荷別の内訳とともに示します。

  1. コンソリデーションメニューの輸送行程を開き、道路の運行を編集します。
  2. 上限値タブに移動し、輸送ユニットで輸送行程を選択して、計算の対象を車両全体にします。
  3. 再計算を押し、判定と輸送区分ごとのポイントを確認します。
  4. 書類タブに移動し、ADR 1.1.3.6の適用除外の上限値に関する報告書にチェックを入れ、作成を押します。上限値タブの書類ボタンでも、運行上の制限表とあわせてこの報告書を開くことができます。

この報告書には、輸送行程全体の最新の計算が必要です。計算後に積荷が変わった場合は、もう一度再計算を押すまで発行されません。

運行上の制限表の表示

運行上の制限表は、経路を左右する事項、すなわち積載したすべての貨物のうち最も厳しいトンネル制限コード、高危険度危険物、及び運行経路上の港湾と道路の制限をまとめたものです。

  1. コンソリデーションメニューの輸送行程を開き、運行を編集します。
  2. 積込みタブで、運送するすべてのユニットが積み込まれていることを確認します。
  3. 書類タブに移動します。
  4. 運行上の制限表にチェックを入れ、作成を押します。

車両に最大許容質量が登録されていない場合、制限表には車両の横にその旨が表示され、最も重い車両に対する可搬式消火器の要件(粉末消火剤12 kg以上)が適用されます。

輸送行程の積載明細書の表示

輸送行程の積載明細書は、各送り荷がどの元請運送に属するかにかかわらず、一緒に運送されるすべての貨物を荷送人別にまとめ、輸送物の個数、総質量及び容積の合計を記載したものです。

  1. コンソリデーションメニューの輸送行程を開き、輸送行程を編集します。
  2. 基本データタブで、申告者の会社名と申告者の氏名が登録されていることを確認します。
  3. 書類タブに移動します。
  4. 荷送人別コンソリデーション積載明細書にチェックを入れ、作成を押します。

申告者が登録されていない場合、この書類は発行されません。申告者は、書類に申告された内容について責任を負う者だからです。

機長通知書(NOTOC)の表示

IATA危険物規則書9.5.1の機長通知書(NOTOC)は、機上にどのような危険物があるか、各輸送物がどこに搭載されているか、及び飛行中に何か起きた場合に何をすべきかを乗務員に伝えるものです。

  1. コンソリデーションメニューの輸送行程を開き、航空便を編集します。
  2. 搭載タブで、運送するすべてのユニットと輸送物が搭載されていることを確認します。
  3. 基本データタブで、申告者の会社名と申告者の氏名が登録されていることを確認します。
  4. 書類タブに移動します。
  5. 「機長通知書(NOTOC)」にチェックを入れ、作成を押します。

申告者が登録されていない場合、通知書は発行されません。申告者は、通知書の作成者として記載されるためです。この通知書は航空輸送にのみ存在し、その他の輸送モードでは選択肢として表示されません。

統合運送書類の表示

統合運送書類は、車両とそのトレーラーが運送するすべての貨物をADR 5.4.1に基づく一つの書類にまとめたもので、運転者は送り荷ごとに書類を提示する必要がなくなります。

  1. コンソリデーションメニューの輸送行程を開き、道路の運行を編集します。
  2. 基本データタブで、申告者の会社名と申告者の氏名が登録されていることを確認します。
  3. 上限値タブに移動し、輸送ユニットで輸送行程を選択して再計算を押し、1.1.3.6に関する記載を最新の状態にします。
  4. 書類タブに移動します。
  5. 「車両の統合運送書類(ADR 5.4.1)」にチェックを入れ、作成を押します。

この書類は道路輸送専用であり、各送り荷の記載事項(限定数量、空の容器包装、技術名及びトンネル制限コード)を保持します。

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