コンソリデーション:輸送ユニットとコンテナ
DGAssistantでコンテナ又は車両に貨物を積み込み、内部に収納するものの隔離を確認して、収納証明書その他のユニットの書類を発行する方法をご説明します。
輸送ユニットとコンテナの概要と用途
輸送ユニットとは、積荷を運ぶ機器のことで、コンテナ、タンクコンテナ、車両、トレーラー、貨車、ユニットロードデバイス(ULD)又はスワップボディをいいます。アプリケーションは、その識別番号(コンテナの場合は、チェックデジットを検証済みのISO 6346番号)、種類、封印番号、風袋質量及び総質量、並びに該当する場合はくん蒸と冷却剤の情報を記録します。
その積載内容は送り荷の品目で構成され、各ユニットには、各品目の輸送物を何個、どの積付位置に積載しているかが記録されます。同じ送り荷を複数のユニットに分けて運送することもできます。アプリケーションは、この積載内容に基づいて隔離を確認し、ユニットのコンテナ収納証明書、複合輸送危険物申告書、チェックリスト及びコンソリデーションラベルを発行します。
ユニットは元請運送に属することができ、一つ又は複数の輸送行程で運送することができます。
輸送ユニットの作成と貨物の積込み
- コンソリデーションメニューの輸送ユニットを開き、新規作成を押します。
- 基本データタブで種類を選択し、識別番号を入力して、積載状態を確認します。コンテナの場合、識別番号はISO 6346番号で、英字4文字、数字6桁及びチェックデジットで構成されます。
- ユニットがコンソリデーションで運送される場合は、元請運送でその元請運送を選択します。分かっている場合は、封印番号、風袋質量及び総質量も登録します。
- 変更の保存を押します。
- 積載内容タブに移動して送り荷を選択し、送り荷全体の積込みを押します。一部の品目だけを選ぶ場合は追加を押します。
- 各行のこのユニット内の輸送物の個数と積付位置を調整し、変更の保存を押します。
- 隔離の確認を押し、結果を確認します。
一つの送り荷を複数のユニットに分けることはできますが、それらのユニットの合計で、各品目の輸送物の個数を超えて積載することはできません。
コンテナ収納証明書の表示
IMDG 5.4.2のコンテナ収納証明書は、ユニットがIMDGコードに従って積み込まれたことを証明するものです。DGAssistantは、その裏付けとなる確認がすべて緑色になっている場合にのみ、この証明書を作成できるようにします。
- コンソリデーションメニューの輸送ユニットを開き、ユニットを編集します。
- 収納タブに移動し、収納又は積込みの責任を有する会社名、申告者の氏名及び資格、場所、日付及び参照番号を入力します。変更の保存を押します。
- 証明書発行前の確認事項のすべての行が緑色であることを確認します。対象となるのは、積み込んだ送り荷ごとの有効性、未積込の輸送物(0であること)及び運送書類、並びにユニットの隔離の確認(最新であり、運送禁止に該当しないこと)です。
- コンテナ収納証明書にチェックを入れ、作成を押します。
いずれかの行が黄色又は赤色である間は、証明書のチェックボックスにチェックを入れることはできません。各行の先頭には送り荷の番号が表示されるため、どの送り荷に不足があるかが一覧で分かります。
複合輸送危険物申告書の表示
IMDG 5.4.5の複合輸送危険物申告書は、荷送人の申告とユニットのコンテナ収納証明書を一つの書類にまとめたもので、ターミナルが通常ゲートで提出を求める書類です。
- コンソリデーションメニューの輸送ユニットを開き、ユニットを編集します。
- 収納タブに移動し、証明書のデータがすべて入力されていることを確認します。
- 運送書類にチェックを入れ、作成を押します。
この申告書は、ユニットの送り荷のうち、IMDGに従って運送されるものについてのみ作成されます。ユニットに複数の送り荷が積載されている場合、アプリケーションは送り荷ごとに1部ずつ、それぞれ独自のページ番号を付けて発行するため、ページが混ざることはありません。
ユニットの隔離報告書の表示
ユニットの隔離報告書は、コンテナを共用する貨物を一覧にし、隔離規定が適用される組合せごとに、規則が求める隔離とその結果の判定を示します。
- コンソリデーションメニューの輸送ユニットを開き、ユニットを編集します。
- 隔離タブに移動し、隔離の確認を押します。
- マトリクスと指摘事項(許可、条件付きで許可又は運送禁止)を確認します。
- 書類を押すと報告書が開きます。報告書は収納タブからも発行できます。貨物輸送ユニットの隔離報告書にチェックを入れ、作成を押します。
その後ユニットの積載内容が変わった場合、又は積載した製品の危険物データ(例えば国連番号、等級、ラベル又は限定数量)が変わった場合は、確認結果が最新でないものとして表示され、証明書に署名する前に確認をやり直す必要があります。
ユニットのチェックリストの表示
ユニットのチェックリストは、扉を閉める担当者が署名の前に一項目ずつ確認するもので、コンテナの状態、輸送物とその積付け及び固定、ユニットに付さなければならない表示、ラベル及び標識、並びに書類が含まれます。
- コンソリデーションメニューの輸送ユニットを開き、ユニットを編集します。
- 収納タブに移動します。
- 「貨物輸送ユニットのチェックリスト(コンテナ収納証明書の署名前)」にチェックを入れ、署名する担当者の言語を選択して、作成を押します。
このチェックリストはアプリケーションのいずれの言語でも発行できるため、他国のターミナルでも署名を受けることができます。
ユニットのコンソリデーションラベルの出力
コンソリデーションラベルは、ユニットを外部から識別するためのもので、元請運送のユニットの中での番号、ブッキング番号、封印番号、船積港及び荷揚港、船舶及び航海、コンソリデーター及び荷受人、並びに積載している危険物の等級を記載します。
- コンソリデーションメニューの輸送ユニットを開き、ユニットを編集します。
- 積載内容タブで、ユニットで運送するすべての品目が登録されていることを確認します。
- 収納タブに移動します。
- コンソリデーションラベルにチェックを入れ、作成を押します。
ラベルは等級、輸送物及び質量を積載された貨物から取得するため、積載内容が変わるとラベルも変わり、印刷し直す必要があります。ラベルは標識に代わるものではなく、ユニットの四側面に標識を掲示しなければならないことを注意喚起するものです。