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IATA:航空輸送

DGAssistantで航空輸送の危険物の送り荷を準備する方法を、危険物申告書、チェックリスト及び輸送物の表示について、手順を追ってご説明します。

事前登録製品を使わない簡易な送り荷の作成

簡易な送り荷とは、自社の製品をあらかじめ作成することなく、危険物リストから直接貨物を選んで作成する送り荷です。繰り返し出荷することのない貨物を送る場合には、これが最も手早い方法です。

  1. 左側のメニューで送り荷を開き、製品から新規作成をクリックします。
  2. 基本データで、事業所、送り荷の種別(輸送物及び受器)及び輸送モード(航空輸送(IATA))を選択します。送り荷の日付を設定し、欄の横にある選択ボタンで荷送人を選択します。次へをクリックします。
  3. IATAデータで、分かっている場合は航空運送状番号並びに出発空港及び到着空港を入力し、署名欄に記入します。署名者の氏名と日付は必須です。次へをクリックします。
  4. 荷受人と貨物で荷受人を選択し、混合包装の別を指定します。すべての物質をそれぞれ個別の外装容器で輸送する場合は、いいえを選択します。
  5. 使用するデータベースで一般危険物データベースを選択します。本ガイドが他のガイドと異なるのはこの手順で、事前登録製品は使用しません。
  6. 危険物の選択ボタンをクリックします。検索画面が開くので、国連番号又は名称の一部を入力し、虫眼鏡のアイコンをクリックします。一覧には、その物質がIATA、IMDG及びADRのそれぞれで認められているかどうかが、列ごとにアイコンで表示されます。IATAで認められている物質を選択します。
  7. 容器包装の種類、型式承認、輸送物の個数、輸送物当たりの数量及び総質量といった荷姿の情報を入力します。物質が必要とする場合は、技術名も入力します。
  8. 追加をクリックします。貨物が下の表に表示されます。物質ごとに手順6から繰り返します。
  9. 次へをクリックしてオーバーパックに進み、送り荷を完成させます。

追加を押し忘れると、貨物は送り荷に含まれません。画面上でも、ボタンの横にその旨の注意が表示されます。

事前登録製品の作成と送り荷への追加

事前登録製品は、繰り返し出荷する物質の分類、容器包装及び輸送モードを一度だけ登録しておくものです。以後は、名称又はコードで製品を選ぶだけで各送り荷を作成でき、改めて何かを判断する必要はありません。

製品の作成

  1. 左側のメニューで製品を開き、新しい製品を作成します。
  2. 製品の特性で、貴社で使用している名称とコードを入力し、検索画面から危険物を関連付けます。物理的状態、単位、及び純物質、混合物又は溶液の別を入力します。
  3. 物質が等級7の場合は、放射性物質に関するタブで放射性核種と放射能の入力が求められます。
  4. 隔離に関する情報で、その物質に該当する隔離グループを確認します。
  5. 輸送モードで、製品をIATA適用に設定します。製品をどの規則のもとで使用できるかは、ここで決めます。IATA適用に設定していない製品は、航空輸送の送り荷を作成する際に表示されません。

送り荷での使用

  1. 通常どおり送り荷を作成し、荷受人と貨物まで進みます。
  2. 使用するデータベースは、既定値の自社製品データベースのままにします。
  3. 製品の選択ボタンをクリックし、名称、コード又は参照番号で製品を選択します。分類、ラベル及び技術名は、すでに製品から取り込まれています。
  4. 輸送物の個数と数量を入力し、追加をクリックします。

ショートカット

送り荷の作成中に、その物質を今後も繰り返し出荷することに気付いた場合でも、画面を離れる必要はありません。追加を押す前に製品のデータベースへの保存にチェックを入れれば、その物質は次回以降のために自社の製品として保存されます。

送り荷の輸送物のオーバーパックへの収納

オーバーパックは、準備済みの複数の輸送物を一つの取扱単位にまとめるものです。DGAssistantでは、貨物を追加した後に、航空輸送の送り荷のウィザードの最後のタブで作成します。

  1. 送り荷を作成し、荷受人と貨物ですべての物質を追加します。次へをクリックします。
  2. オーバーパックタブのオーバーパックの使用ではいを選択します。
  3. 表示に記載される名称であるオーバーパックの識別番号を入力し、同一のオーバーパックを複数作成する場合はオーバーパックの個数を設定します。
  4. オーバーパックの作成をクリックします。
  5. 作成したオーバーパックが選択したオーバーパックで選択された状態になります。その下には二つの一覧があり、左側がオーバーパックに収納されていない送り荷の貨物、もう一方が選択したオーバーパックに収納されている貨物です。
  6. 一つ目の一覧で収納する輸送物にチェックを入れ、選択したオーバーパックへの貨物の追加をクリックします。チェックを入れた輸送物が二つ目の一覧に移動します。
  7. 複数のオーバーパックが必要な場合は、手順3から繰り返します。オーバーパックごとに作成して選択し、その輸送物を収納します。

元に戻すには、オーバーパックを選択し、輸送物を取り出す場合は選択したオーバーパックからの貨物の除外を、オーバーパック全体を削除する場合はオーバーパックの削除を使用します。貨物は、オーバーパックに収納されていない貨物の一覧に戻ります。

その後の処理は、規則が求めるとおりにアプリケーションが行います。危険物申告書には各オーバーパックの内容が記載され、輸送物の表示には、内部の各輸送物の表示に加えて、識別番号を付したオーバーパックの表示が印字されます。

送り荷の危険物申告書の表示

危険物申告書は、航空輸送の送り荷に添付される書類です。DGAssistantでは二つの方法で発行できます。それぞれ使用する場面が異なるため、両方を知っておくと便利です。

a) 一覧のツールバーから

すでに完成している送り荷を再印刷する場合や再送付する場合に使用します。

  1. 送り荷メニューの「送り荷一覧(運送書類)」を開きます。
  2. 表の最初の列で、送り荷のチェックボックスにチェックを入れます。
  3. 上部のツールバーで運送書類をクリックします。書類が開き、印刷するか、PDFとして保存できます。

b) ウィザードの完了時に

送り荷を作成した直後に、一覧を経由せずに書類を取得したい場合に使用します。

  1. ウィザードを最後のタブまで進めます。航空輸送では、最後のタブはオーバーパックです。
  2. そこには、完了時に発行する書類のチェックボックスが表示されています。IATA危険物申告書の表示にチェックを入れたままにします。送り荷が道路輸送を含む複合輸送の場合は、IATA複合輸送危険物申告書の表示のチェックボックスが表示されます。
  3. 赤色の斜線の表示にチェックを入れると、様式の縁に沿って赤色の斜線が印刷されます。運送人が普通紙への印刷でこの斜線を求める場合はチェックを入れ、印刷済みの様式を使用する場合はチェックを外します。
  4. 完了をクリックします。危険物申告書が、チェックを入れたままにしたほかの書類とともに開きます。

どちらの方法でも同じ書類が作成されます。二つ目の方法では、危険物申告書、チェックリスト及び輸送物の表示を一度に発行できるため、より便利です。

送り荷のチェックリストの表示

積込みチェックリストは、送り荷を引き渡す前に確認すべき事項を順に示すものです。危険物申告書と同じ二つの方法で発行します。

a) 一覧のツールバーから

  1. 送り荷メニューの「送り荷一覧(運送書類)」を開きます。
  2. 送り荷のチェックボックスにチェックを入れます。
  3. ツールバーでチェックリストをクリックします。

b) ウィザードの完了時に

  1. ウィザードの最後のタブ(航空輸送ではオーバーパック)に進みます。
  2. 積込みチェックリストの表示にチェックを入れます。
  3. チェックを入れると、その右側にある言語のドロップダウンが有効になります。チェックリストに記入するのは積込者であり、積込者が荷送人の言語を話すとは限らないため、この設定は重要です。アプリケーションは事業所の所在国の言語を提案しますが、変更することもできます。
  4. 完了をクリックします。

チェックリストの言語は、危険物申告書の言語とは別に設定できます。危険物申告書は、航空輸送の規則が求める言語で作成されます。

送り荷の輸送物及び車両の表示の出力

輸送物の表示は、各輸送物に付さなければならない表示及びラベル(国連番号、正式輸送品目名、危険性ラベル及びその物質に必要なあらゆる表示)を、ページサイズでまとめたものです。道路輸送の送り荷では、車両の標識の掲示も対象となります。

a) 一覧のツールバーから

  1. 送り荷メニューの「送り荷一覧(運送書類)」を開きます。
  2. 送り荷のチェックボックスにチェックを入れます。
  3. ツールバーのその他の操作を開き、「輸送物の表示(マーク)の出力」を選択します。

b) ウィザードの完了時に

  1. ウィザードの最後のタブ(航空輸送ではオーバーパック)に進みます。
  2. 「輸送物の表示(マーク)の出力」にチェックを入れたままにします。既定でチェックが入っています。
  3. その横にすべての輸送物に対する表示の出力があります。チェックを入れない場合は物質ごとに一つの表示が印刷され、チェックを入れた場合は輸送物ごとに一つずつ印刷されます。同一の輸送物が多数ある送り荷に実際にラベルを貼付する担当者に必要なのは、後者です。
  4. 完了をクリックします。

送り荷にオーバーパックが含まれる場合、輸送物の表示には、識別番号を付したオーバーパックの表示も含まれます。

輸送物用の小型ラベルの出力

小型ラベルは同じ表示を、ページ全体ではなく、お使いのプリンターのラベルロールのサイズに合わせて配置したものです。サーマルプリンターでラベルを作成する場合に使用します。

a) 一覧のツールバーから

  1. 送り荷メニューの「送り荷一覧(運送書類)」を開きます。
  2. 送り荷のチェックボックスにチェックを入れます。
  3. その他の操作を開き、「輸送物の表示(マーク)の出力(小型カスタムサイズ)」を選択します。

b) ウィザードの完了時に

  1. ウィザードの最後のタブ(航空輸送ではオーバーパック)に進みます。
  2. 「輸送物の表示(マーク)の出力(小型カスタムサイズ)」にチェックを入れます。
  3. チェックを入れると、「幅(mm)」と「高さ(mm)」が表示されます。ラベルの実際の寸法を入力します。表示が欠けることなく判読できる状態で印刷されるかどうかは、この寸法によって決まります。
  4. すべての輸送物に対する表示の出力もあり、ページサイズの表示の場合と同じ効果があります。物質ごとに一つではなく、輸送物ごとに一つのラベルが印刷されます。
  5. 完了をクリックします。

お使いのプリンターに合う寸法を控えておいてください。その寸法は、すべての送り荷で共通です。

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