49 CFRの危険物規則の変更点
DGAssistantは、米国連邦規則集(CFR)第49編の有害物質規則(HMR)に基づいて、米国の道路輸送の書類を作成します。この記事では、同規則の現状と、その答えがADRの場合ほど単純ではない理由をご説明します。
現行の規則はHM-215Q
HM-215Qと呼ばれる国際整合化規則は2024年4月10日に公布され、その1年後の2025年4月10日から遵守が義務となりました。これは、米国の規則を国際的な規定、すなわちICAO技術指針の2023-2024年版、IMDGコード改正41-22及び国連モデル規則の改訂第22版に整合させた規則です。
変更の範囲は広く、正式輸送品目名、容器等級、特別規定、容器包装の認可、ばら積みの要件、危険性の等級、及び旅客機と貨物機で認められる最大数量に及びました。
埋まりつつある差
その後、国際的な規定はさらに改訂されています。ICAO技術指針はすでに2025-2026年版に、IMDGコードは改正42-24になっていますが、米国の規則は依然として従前の版を取り入れたままです。2024年12月、主管当局は、次の国際整合化規則の手続が進められている間、これらの新しい規定に従う者を取締りの対象としない旨を公表しました。この規則の意見募集期間は、2026年4月に終了しています。
これは実務上、同じ送り荷について適法な記載方法が二通り存在し得ること、そして荷受人がどちらを期待するかは、その荷受人がどの規定に基づいて業務を行っているかによって決まることを意味します。
差を埋める規則案、HM-215R
その次の規則には、すでに名称があります。2026年2月に規則制定提案告示(NPRM)として公表されたHM-215Rです。現時点ではまだ案であるため施行されておらず、施行日も決まっていません。
この案が提示しているのは、国際的な規定(国連モデル規則、IMDGコード及びICAO技術指針)との新たな整合化であり、対象となる範囲は前回の規則と同じです。すなわち、正式輸送品目名、危険性の等級、容器等級、特別規定、容器包装の認可、及び各輸送モードの数量制限です。
最終規則として公布されるまでは、申告すべき内容に変わりはありません。現行の規則は引き続きHM-215Qによるものであり、より新しい国際的な規定にすでに従っている者に対しては、公表された執行上の裁量が適用されます。
DGAssistantで必要な対応
米国向けに出荷する貨物については、製品で「49 CFR対応」を有効にしてください。また、アプリケーションが適用する分類は現行の規則によるものであることにご留意ください。新しい国際整合化規則が公布されれば、その変更は他の規則の更新とともにアプリケーションに反映され、お客様が対応する必要はありません。